新年のご挨拶 ~お屠蘇に込めた健康と幸せへの願い~

「元旦の朝、笑顔とともにお届けした新年のご挨拶。」
あけましておめでとうございます!サボテン六高台のブログをご覧いただきありがとうございます。
本年も「気づき」と「思いやり」を大切に、利用者の皆さまの日々の笑顔をお届けできるよう努めてまいります。

さて、今年の元旦も、利用者の皆さまに新年のご挨拶として「お屠蘇(おとそ)」をお配りいたしました。
お屠蘇とは、古くから日本に伝わる新年の風習で、薬草や漢方を酒やみりんに浸して作られた飲み物です。
その名の通り、「屠る(ほふる)蘇(そ)」、つまり邪気を払い、健康と長寿を願う意味が込められています。
飲むことで、一年の無病息災を願うこの風習は、時代を超えて大切にされています。

当日はスタッフと供に各居室を回り、利用者の皆さまと直接ご挨拶をさせていただきました。
「新年早々、こうして挨拶に来てもらえて嬉しいよ」とおっしゃる方や、
「お屠蘇の香りが懐かしいね」と笑顔を見せてくださる方など、
皆さまが喜んでくださる姿に、私たちスタッフも心が温かくなりました。

こうした風習を通じて、日本の文化や季節の移ろいを感じていただけることは、
とても大切だと考えています。利用者の皆さまが新しい年を心穏やかに迎えられるよう、
これからもこのような伝統を大切にしていきたいと思います。

本年も、サボテン六高台では「気づき」と「思いやり」を基に、
利用者の皆さまの日常がさらに豊かになるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

次回も、施設の日常やイベントの様子をお届けしますので、どうぞお楽しみに!